直接耳を塞がない、空気伝導ワイヤレスイヤホン[Mu6 Ring レビュー]

どうも、いおり(@iori22)です。

今回レビューするのは一風変わったワイヤレスイヤホン[Mu6 Ring]という製品です。直接耳を塞がずに音楽を聴いたり、通話ができるワイヤレスイヤホンになります。

Mu6 Ringの特徴

Mu6 Ringは中国の深センにある会社が製造しているワイヤレスイヤホンになります。Mu6 Ringの一番の特徴は空気伝導式ということで、直接耳を塞がずに音楽視聴や通話ができるイヤホンになります。

耳を塞がない開放型

耳に引っ掛けるオープンイヤー式なので、耳に直接差し込まずに利用ができます。長時間イヤホンをしていると耳が痛くなることが多いので、その点はすごく楽に使用できます。加えて、耳を塞いでいないので、外の音が常に聞こえている状態なのでランニングなどで外を走る時の安全面でもメリットになります。

音振動感のない空気伝導式

最近よく見る骨伝導ではなく、Mu6 Ringは空気伝導式。耳の所に指向性のスピーカーが設置されているようなイメージですね。耳の外で、耳に向かって音を出してくれる仕組み。骨伝導は使ったことないので比較はできませんが、骨伝導は少なからず音質の劣化があるようですが、空気伝導式は劣化が少なくよりクリアな音質を楽しめるようです。

約10時間の連続再生が可能な大容量バッテリー内蔵

約10時間の連続再生が可能です。(70％の音量時) 1時間30分でバッテリーの満充電が可能。日常使いであれば全く問題ないレベルですね。

本体内蔵のマイクで通話、音声アシスタントに対応

本体にマイクが内蔵されているので、イヤホンを着用したまま通話が可能です。本体右側には通話ボタンと音量ボタンも付いています。また、通話ボタンを2回押すことで音声アシスタントを呼び出すことも可能、”Hey,Siri”を呼び出せます。

Mu6 Ringの使い方

早速パッケージを開封して設定をしていきましょう。

パッケージはスポーツを意識したデザインになっていますね。

持ってみて驚くのは軽さ。メーカー記載で35gとなっています。本体の材質はプラスチック製で高級感は感じられませんが、折り曲げには強そうな柔らかさ。

付属品で夜間使用時の安全性を高めるための反射シールがついてきます。

初めてのペアリング時は通話ボタン(兼電源ボタン)を5秒間長押ししてあげればOK。別途アプリを用意したりする必要もないので簡単に設定できます。

装着するとこんな感じ。先端部分にスピーカーが付いており、耳に向かって音が鳴る仕組みですね。

Mu6 Ringを使用して実際に通話をしてみましたが、双方の声も問題なく聞こえており何も不便なく通話ができました。音楽も流してみましたが、音質に関しては普通に聞こえるといったレベル。高音質を求めるようなイヤホンではないので問題はないと感じました。

このイヤホンの仕様上避けられないのですが、音漏れします。漏れるという言葉が適当なのかは微妙なところですが(笑)　外で音量を上げ過ぎると周りに聞こえてしまうので、電車やバスなどの交通機関の中での使用は避けた方がよさそう。

近所の散歩でも使ってみましたが、横を走る車や周囲の音が聞こえるので安全性は高いですね。ウォーキングやランニング時に使用すると良さそうです。

防水・防滴機能はないので汗や雨には注意が必要です。

Mu6 Ringは運動とテレワークに相性ピッタリ

あまり見かけない空気伝導式のイヤホンですが、使用感は悪くない印象。何よりも耳を塞がないので、負担がかなり軽い。ランニングやウォーキング時に周りの音が聞こえた方が安全性が高い時の使用用途としては相性ぴったりに感じます。

在宅でWEB会議の時なども活躍しそうです。家族からの呼びかけ、来客のインターホン、飼い猫からのおやつの催促にも即対応ができます。